「待っています」乳がんの手術を終えて頑張っているあなたへ。

青い空白い雲空を飛ぶ風船

こんばんは

趣味ブロガーのともです。

今日は私のクラスに入ってくださっていたお客様のことを思って記事を書きます。

目次

私の仕事

私の仕事はスポーツクラブ内にあるスタジオでレッスンをするインストラクターです。

フリーで活動しているので色んなクラブ、施設に出向きます。

それぞれの場所でたくさんのお客様と出会いがあるのがこのお仕事の醍醐味。

私が決めていること。

レッスンの枠を頂いたら何年も続けるつもりで取り組みます。

参加者様2名から始まったあるクラスを続けて8年目。
受けてくださる方の顔ぶれも安定してきて、お客様同士が仲良くされているのを見るとなんだかすごく嬉しいんですよね。

そのクラスに長く参加してくださっていたお客様がいつも通りにレッスンを受けてくださった後、いつもと同じ笑顔で「先生」と、声を掛けてくださいました。

突然の告白

「みんなに伝えてほしいことがあるんです」

そう切り出した彼女の告白は突然すぎて、気の利いた言葉が全く出てこなかった。

その時の私はいったいどんな顔をして聞いていたのだろう?

彼女の願い

乳がんの手術で一旦クラスをお休みする事になった彼女の願いはただ一つ。

「乳がんの検診を定期的に受けて自分と同じ思いをする人が一人でも減ってほしい」

ほんの少しだけ目を潤ませながら、この思いをクラスで伝えてほしい。と笑顔で私に託したのだ。

忘れられない彼女の後ろ姿

定期的に検診を受けられていたのに、コロナの影響で少し間隔があいての受診だったそう。

ありきたりな言葉しかかけてあげられない私に本当にいつも通りの笑顔で、むしろ笑わせてくれるように話す彼女。

実は私、子宮頚がんの検診を多分10年前くらいにやったっきり。
乳がんの検診は一度も受けたことがない…。

そんな話を以前にしたことがあって

「先生が検診を受けてないことは言わなくていいから」

むしろそれは言うんじゃないぞ!と釘を刺すように笑ってた。

そう、彼女の願いはただ一つ。

「自分と同じ思いをする人が一人でも減ってほしいから
自分の経験を伝えることで気づきになれば嬉しい」

そう話して「必ず戻ってくるから」と、手を振りながら帰っていく後ろ姿を今でも鮮明に思い出す。

ルール違反

少し時間が経過して何にも出来ていなかった自分に気づく。

もっと何か伝えられたんじゃないか。
『励ます』と言うとなんだかおこがましいけど、もっと何か言葉をかけてあげられたんじゃないか。

居ても立っても居られなくて、本来クラスに関する事で連絡しないといけない場合に使うお客様の個人情報を自らの携帯から発信していた。

完全にルール違反。

「何か罰せられとしたらそれはそれで受け入れるわ。」

と思ったし、連絡して本当に良かったと思う。

伝えたよ

次の週にクラスが始まって、彼女の思いを伝えるべく皆様にお話をしました。

伝えていくうちにダメだな…
涙が溢れてきた。

ちゃんと伝えられたかは定かではないけれど

「今日のクラスは特別でしたね」

と言うお声をいただいたの。

だからきっと伝わったよね。

読んでくれているのかな

待っています

手術前に「行ってきます」と連絡をいただいてから3ヶ月。

現在は抗がん剤治療をされているとのこと。

3月中旬までのんびりとゆっくりゴールを目指して進まれています。

みんな待ってます。

またクラスに復帰される日を。

またあなたにお会いできる日を。

待っています。

伝えたいこと

コロナ禍にあって、検診を見合わせている方がたくさんおられるそう。

9人に1人が乳がんなんですって。

結構な割合ですよ。

「私は大丈夫」と思っていたらダメですね。

これを読んでくれた女子たち!

さあ、レッツゴー検診!!

コメント

  1. みゆき より:

    そんなtomo先生だからこそ、その方もご自分の想いを託されたんだと思います。

    自分の想いを真っ直ぐに受け止め、理解し、気持ちに寄り添い気遣いながら、自分が伝えたいことをきちんと世の中に発信してくださる。
    それがわかってたから、先生!頼んだよ!と。

    じゅうぶん伝わってきましたよ。
    彼女と先生が伝えたかったこともお二人の優しさも。

    いろいろと考えさせられたお話しでした。
    ありがとうございました。
    その方のことは存じ上げませんが、同じ先生のレッスンを受ける者どうしとして、一日も早く復帰できますよう心から応援させていただきます。

    • tomo より:

      みゆきさん
      「ブログ読みました」と彼女から連絡がありました。
      こうやって自分の思いが伝えられる場所があって良かったな、と思います。

      これからここでは自分をさらけ出して行こうと思ってるんですよね。自由に。「ありの〜ままの姿見せるのよ〜♬」です。
      たくさんの方と繋がりながらありのままにです!
      みゆきさんの応援伝わったねー!

  2. みゆき より:

    強い方ですね。
    いえ、強くあろうとする強い方なんですね。
    そして優しい方ですね。

    私の周りにも女性特有の癌を発症した方が何人もいます。
    関係が近い人とそうでない人、両方数えたらほんとに多いです。

    そして、いっしょに泣いたり笑ったりしたこともたくさんあるのに、それでも自分のこととしては置き換えられない私。
    自分だけは大丈夫だと思っている謎の自信。
    駄目ですね😣

    その方もきっと、まさか自分がと思われたでしょうね。
    どれほどショックだったことか。
    だからこそ大好きなtomo先生や仲間たちに伝えたかったんですね。

    いつも通りの楽しいレッスンが終わった直後に話を切り出す時、いったいどんな気持ちだったんだろうと思うと胸が締め付けられます。

    身をもって伝えようとしてくださったこと、真剣に受け止めて真剣に考えなければいけませんね。

    ありがとうございます。
    検診、私も最近さぼり気味だったけど、必ず受けに行きます。

    どうかじっくり養生なさって、復帰を待ち望んでいる仲間のみなさんといっしょに、また楽しくtomo先生のレッスンを受けられる日が早く来ますように。

    • tomo より:

      みゆきさん
      わかります。その謎の自信。

      でも、ほらよく言うじゃないですか。神様は乗り越えられる人にしか試練を与えないって。

      私なんて小さくて弱い心しか持ち合わせてないので、きっと試練は乗り越えられないと思うんですよね。
      だから何もおこらないと思ってる。まぁこれも勝手な謎の自信ですけど。

      そうですね。
      真剣に受け止めて考えねばなりません。

      今回の検診の話もそうですけど、ここで私が何か発信することによって、誰かの何かの気付きだったり、応援だったり、勇気だったり、時にはただ笑って楽しかったと思ってもらえたら。
      そんな思いで記事を書いています。それが私の生きる糧にもなりますし。
      たくさんの方と繋がって、たくさんの想いを伝えていきたいんですよね。

      みゆきさんの想いもきっと彼女に届いています!!
      とても優しいコメントありがとうございました。

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